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社員日記(ラガー#4)

2024.02.19



こんにちは、ラガーです。
社員日記(ラガー#3)に続き、ビジネスマナーについてご紹介します。



今回のテーマ:言葉遣い



今回のテーマは言葉遣いです。
日頃皆さんは言葉遣いを意識していますか?
何気なく使っている敬語の中にも、実は使い方が誤っているものがあるかもしれません。
今一度立ち戻っておさらいしてみましょう!




1.敬語の種類



敬語には3種類あります。



①丁寧語
話す相手に対する直接の経緯を表す敬語です。
丁寧語は、自分=相手が対等な立場のときに使います。
誰に対しても使うことができます。

②尊敬語
目上の人やお客様自身及びその人のものや動作を尊敬して表す敬語です。
自分と上司、自分とお客様の際に使います。
相手を自分の立ち位置より上に一段上げるイメージです。

③謙譲語
自分の身内の人自身及びその人のものや行動をへりくだって表す敬語です。
例えば、自分と上司が話しているときに、自分の立ち位置を一つ下げる、というイメージです。
「わたくしは」は、謙譲語に該当します。



2.正しい敬語の使い方



それでは、実際の例を見ながら上の3つの言い方をみてみましょう!

・動詞:~する の場合
丁寧語:します
尊敬語:なさる・される
謙譲語:いたす

・動詞:いる
丁寧語:います
尊敬語:おられる・いらっしゃる・おいでになる
謙譲語:おる・おります

・動詞:見る
丁寧語:見ます
尊敬語:ご覧になる
謙譲語:拝見します

・動詞:言う
丁寧語:言います
尊敬語:おっしゃる
謙譲語:申す・申し上げる

・動詞:聞く
丁寧語:聞きます
尊敬語:お聞きになる
謙譲語:尋います・承る・拝聴する

上記は例となりますので、分からない動詞がありましたらぜひ調べてみてください!

また、動詞の前後に決まった言葉をつけて、尊敬語・謙譲語を表すこともできます。

例1)尊敬語

①「れる」「られる」をつける
出る→出られる
行く→行かれる
帰る→変えられる

②「お(ご)~になる」をつける
乗る→お乗りになる
歩く→お歩きになる
帰る→お帰りになる

①より②の方が敬意が高くになりますので、場面によって使い分けてくださいね!


例2)謙譲語

①「お(ご)~する(いたす)」をつける
送る  →お送りする
届ける →お届けする
連絡する→ご連絡いたします

②「させていただく」をつける
送る  →送らせていただく
座る  →座らせていただく
連絡する→連絡させていただく



【ポイント-二重敬語について】
敬語が重複しているとき、二重敬語になります。
例えば「お帰りになられる」の場合、どこが二重敬語かわかりますか?
これは「お帰りにな【る】」が本来の敬語です。
そのため、「【お帰りにな】【られる】」となり二重敬語になります。
これは敬語として正しくありませんので、注意しましょう。

【ポイント-「サ」入れ言葉】
相手をお見送りする場面があったとします。
正しい敬語は「送らせていただく」ですが、これを「送らさせていただく」と言う方がたまにいらっしゃいます。
これは「サ」入れ言葉となりますので、敬語としてNGです。
「休まさせていただく」も同様に「サ」が入っていますのでNGです。
母音が「ア」段(休む、書く等)のときは、「サ」は不要と覚えるとわかりやすいです。



3.クッション言葉



敬語の中には、クッション言葉というものがあります。
「クッション言葉」+「依頼形」+「感謝の言葉」を使うことでより丁寧になりますので、ぜひ覚えて使ってみましょう!

クッション言葉の例)
恐れ入りますが、
申し訳ございませんが、
失礼ですが、
おさしつかえなければ、
もし私でよろしければ、
誠に勝手な願いですが、 などなど・・・



以上が基本的な言葉遣いについてでした。
言葉遣いは社会人としてはとても大切なマナーです。
相手を思いやって正しい言葉遣いと日本語を使っていきたいものですね!

そういえば、動物たちにも序列があると聞きます。
最近我が家に新しいうさぎさんがやってきたのですが、先輩うさぎのご飯を狙ったり、ちょっかいを出したりします。
目上の人を敬ったりすることはマナーとして持っておきたいところではありますが、動物の中には例外もあるようです・・・^^;




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